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<3月12日>
 
 半蔵門側から千鳥ヶ淵の土手の上を通って、首都高を渡り、東京国立近代美術館工芸館の脇に出ました。
 
 このルートで歩いて来ると、この工芸館の建物の美しさが良く分かります。
 
 明治43年 ( 1910 ) 竣工の旧近衛師団司令部。昭和47年 ( 1972 ) には重要文化財指定された
 
名建築です。
 
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 この銅像の脇の小道を通って北の丸公園に入りました。
 
 「 北白川宮能久親王 ( きたしらかわのみや よしひさしんのう )」の銅像。
 
 解説によると・・・【弘化4年 ( 1847 ) 伏見宮邦家親王の第9皇子として生まれる。一時仏門に
 
入り、明治3年 ( 1870 ) 還俗。同年プロシャ留学、兵学を学ぶ。明治5年 ( 1872 )北白川家相続。
明治10年 ( 1877 ) 帰朝後近衛師団入団、明治28年 ( 1895 ) 1月師団長拝命、台湾出征。
 
現地で疫病に罹り逝去。銅像は、明治36年 ( 1903 ) 北の丸近衛連隊正門前に建立されたが、
 
公園整備で現在地に移設。】・・・だそうです。
 
 近衛師団と所縁の深い方なので、この場所に立っていますが、公園全体から見れば南側のはずれ
 
目立たない場所になります。
 
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 北の丸公園内に足を踏み入れました。
 
 工芸館の敷地を左に見ながら、鬱蒼と茂った木立の中の小道を進みます。
 
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 木立の間から、公園の広い芝生が見えて来ました。
 
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 お濠にかかる橋を渡って、芝生の中へ入ります。
 
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 広い芝生。しかも人っ子一人いません。
 
 木立の向こう、ビルの横に日本武道館の特徴あるトンガリ屋根が見えて来ました。
 
 このルートを通って武道館のライブに行く人は 「 普通はいない 」 ということなんでしょうね。私は以前、
 
キャロル・キング&ジェイムス・テイラーのコンサートを観に来た時に、しばらく公園内を散歩していたので、この
 
あたりは見慣れた風景です。
 
 南側ルートを通って北の丸公園に入り、武道館の正面へ向かいました。