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 昨夜、急に思い立って、妻と二人、海辺にほど近い、けど思い切り山と田んぼの中にポツンとあるカフェへ
 
行って来ました。
 
 「 こおひい工房 珈音 ( かのん )」。
 
 【 蝋燭と蛍のカフェ 】 と題したイベントの最終日。少し雨模様だったのが気になりました。
 
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 美味しい珈琲を飲んで、深い味わいのカレーを食べて、まったりとしながら時の経つのを待ちます。
 
 その間にも、この 「 ド田舎 」 に続々と人が集まって来ます。10人も入れば満員の小さなカフェは、そとにも
 
イスやテーブルを並べて・・・30人以上はいたと思います。車も、そこらの畦道にズラリ。
 
 1時間30分ぐらいの時間が経過した頃から、あたりは暗くなり始め、雨もしとしと降ってきました。
 
 “ いる!いる!”
 
 “ わぁ!見える!見える!”
 
 という声で、外へ出てみると、降りしきる雨にもめげず、沢山のホタルが飛んでいました。傘を差して、田んぼの
 
そばに佇み、しばらくの間、淡い光の乱舞を楽しみました。
 
 その後、カフェへ戻って、マスターのコントラバスのソロを聴きます。電気は消して、蝋燭の灯りだけの空間に
 
流れるコントラバスの重厚な音色。外は雨。その中を飛び回る蛍。
 
 数曲演奏した中で、宮沢賢治の 「 星めぐりの歌 」 が印象に残りました。
 
    

 賢治もチェロで弾いたのかも知れませんが、大型の弦楽器にはぴったりだと思います。
 
 耳に残るメロディです。
 
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 イベント限定の、珈琲も買って来ました。