<2012年5月12日>
 夕暮れのクヒオ・ビーチで始まった、ハワイアン・ショー。
 ベテラン・ダンサーのしなやかな踊りに続いて、真っ赤なドレスを身にまとった一団が現れました。ズームして
見てみると、子供たちです。たぶん10歳から17歳くらい・・・?
 この踊り、途中から伴奏がなくなり、バックの 「 語り 」 とダンサーたちが手に握っている 「 カスタネット 」 ?
だけの音になりました。
 大勢の観衆が見守り、周囲にも多くの人達が歩き回っているというのに、驚くほどの静けさです。ビーチに
寄せる波の音、吹き渡る風の音、そしてフラ・ショーでのカスタネットの音・・・。
 サワサワ、カシャカシャ、サワサワ、カシャカシャ。
 祈りのような踊りですね。神に祈りを捧げているような。フラダンスといえば、腰を激しく振り回す、明るい踊りの
イメージが強かったので、同じフラダンスでも曲によってガラリ!と雰囲気が変わることを知りました。