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<2月25日>
 
 久しぶりの 「 おおふなと夢商店街 」。
 
 平日のお昼頃に来ることが多いのですが、だいたいいつ来ても、残念ながら人影は殆んどありません。生鮮の
 
お店が少ないこともあるでしょうが、予想では、周りに住民が住んでいないこと、津波に襲われた地区以外では
 
震災前と変わらない日常があることなどの要因が大きいと思われます。
 
 「 商店街とは何ぞや?」 という基本的な大命題を突き付けられているような気分で、「 人はなぜ商店街へ行く
 
のか 」「 目的とする商品や商店がなければ、わざわざ足を運ぶ理由に乏しい 」 といった厳しい状況を目の
 
当たりにしている感じがしました。
 
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 夢商店街から、次に海の方へ行ってみました。
 
 大船渡に通い始めて、かれこれ8ヶ月。
 
 この破壊された水門のような場所は、8ヶ月前と何一つ変わっていません。
 
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 湾岸の道路は、仮復旧した状態で、完全に戻っている訳ではありません。
 
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 ガードレールは壊れたまま。
 
 完全復旧の目途は立っていないように見えます。
 
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 「 かもめの玉子 」 の看板があって、思わず車を停めました。
 
 南三陸を代表する銘菓 「 かもめの玉子 」。ここが本社です。
 
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 残っているのは躯体と外壁のみ。
 
 中はほぼ完全に破壊され尽くされています。それでも、社長さんはいち早く生産再開、販売開始にこぎつけ、
 
被災地復興の旗頭になっている・・・という話です。