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 昨夜、呑み切った晩酌は、岩手県大船渡市 ( に移転した )、酔仙酒造の 「 春いちしぼり 純米生原酒 」
 
でした。ピンク色の包装紙が、春らしいイメージのシンプルなデザイン。
 
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 肩ラベルには 「 福幸蔵 」 の表示がされています。
 
 陸前高田にあった蔵元は、2年前の大震災で、根こそぎ大津波に持って行かれ、お隣の大船渡市で復活を
 
遂げました。濁り酒の 「 雪っこ 」 が有名ですが、今回は 「 春 」 を買って来ました。
 
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 蘇れ気仙!
 
 立ち上がろう岩手!
 
 共に生きよう東北!
 
 がんばろう日本!
 
 Rise Up!KESEN!
 
 メッセージの書かれた裏側。この包装紙を脱がせると、ボトルにはラベルなどは一切なし。もしかすると、この
 
方がコスト的には安いのかも知れません。表と裏のラベル貼りを省略し、包装紙と肩ラベルでメッセージを発信
 
する・・・復興を目指す酔仙酒造の工夫が垣間見えるようです。
 
 「 気仙 」 といえば宮城県気仙沼市を想い起しますが、岩手県の三陸沿岸南東部の地域を指します。かつては
 
岩手県と宮城県にまたがって、現在の大船渡市、陸前高田市、気仙沼市を含んで 「 気仙郡 」 となっていた
 
時代もあるとか。
 
 アルコール度数17度以上18度未満。高めの割には、意外に軽くて呑みやすい酒でした。