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<2月25日>
 
 あの大津波から2年。
 
 あの日の 「 3時25分 」 を指したまま、時が止まった状態の時計台が残されていた茶屋前商店街。JR大船渡
 
駅・・・があった場所、茶屋前商店街・・・があった場所は、今は跡形も無くなっています。
 
 そんな荒涼とした惨状を左右に見ながら車を走らせると、かつてJR大船渡線の線路が走っていた場所で、
 
工事が進められていました。
 
 「 BRT 」 の踏切です。Bus Rapid Transit = バス高速輸送のための工事が、完成間近になっていました。
 
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 大船渡市の中心部、「 盛駅 」 方面です。
 
 鉄路が敷かれていたところは、綺麗に舗装されて、バス専用路線として新たなスタートを切る準備ができつつ
 
ありました。
 
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 右側は山、左側は大船渡湾、南の彷徨に向かって行けば、陸前高田、さらには宮城県気仙沼方面へと通じて
 
います。
 
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 BRTの路線沿いに戻って来て見ると、真新しい 「 ブース 」 も完成しています。
 
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 ここが、新しい 「 JR大船渡駅 」 です。
 
 BRT用ですから、駅というよりは、バス停なんでしょうが、表示は駅名。
 
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 ちょうど、流失した旧大船渡駅のホームの下のあたり。
 
 周りは応急工事のような整地がなされただけの場所に、新しい大船渡駅が完成していました。
 
 このBRTは、3月2日に開業しています。鉄道の復旧よりは、コストも時間もかからない方法で、とりあえずの
 
住民の足を確保した格好。
 
 復旧・復興の進み具合が、あまり目に見えない中で、ここはいくらか前に進んでいる印象を受けました。