
<2012年12月16日>
「 光化門 」~「 興礼門 」 と中へ入って来た景福宮。
「 勤政門 」 に向かう手前、「 永済橋 」 の下に水路が流れています。この日は、もちろん凍り付いていました。
水路のヘリに、何かへばりついています。

解説パンフによると 「 永済橋のサネ 」 とだけ記載がありました。
上半身は獣ですね、ネコではないでしょうから、トラでしょうか。下半身はウロコのように見えます。半獣半魚の
守護神のようなものと思われます。

「 勤政門 」 をくぐります。

ここの階段にも、不思議な形の守り神がいました。

「 勤政殿 」 です。
景福宮の最高殿閣。“ 天下のことは、勤勉であれば治まる。” という意味があるそうです。

天に向かって、大きく両手を拡げたような形で、屋根が反り返っています。
2001年に、興礼門と永済橋が復元されて元の姿を取り戻し、勤政殿は国宝に指定されているとのこと。
荒削りの石畳を踏みしめて、国宝に近づいて行きました。