「 2011.3.11 」 から、今日で丸2年になりました。
新聞でもTVでも、特集番組が組まれ、全国各地で終日祈りを捧げる日になると思います。
昨年8月、岩手県復興相談センターから声がかかって、被災した企業の二重ローン問題解決のため、計画
作りの支援を要請されました。担当は大船渡市の企業。
以来約7ヶ月に渡って、月1~2回ペースで現地を訪れ、お手伝いをして来ました。何度か訪れた大船渡市
や周辺の様子をシリーズで紹介しています。大きな被害を受けた被災地は、瓦礫こそすっかり運び出されまし
たが、復興という段階までは程遠いのが現状です。
私の場合、大船渡の支援は2月でひと区切りつきましたが、引き続き宮古の支援を要請されましたので、
場所を変えて支援活動を続けることになりました。
当面、大船渡の話題を最後まで紹介したあとは、宮古の状況報告になる予定です。
いずれにせよ、長期戦となる復興事業、私もできる範囲内でお手伝いを続けて行くつもりです。

<2月25日>
大船渡の仮設商店街 「 大船渡プレハブ横丁 」。
お昼を食べるために入った 「 海山 ( KAIZAN )」 の店内は、被災地支援で訪れた人たちのサインが一杯
並んでいます。

レジの後ろから、壁伝いに並ぶ色紙の列。
冷蔵庫の上に載せられた写真が、この店のオーナーのようです。

1、2、3、4、5、・・・29、30・・・あります。
ただこのサイン、誰のものなのか判読できません。

31、32、33、・・・40、41・・・50枚くらいはありそうです。
書いた人の名前を下にでも付けてくれれば、もっとじっくり眺める人が増えるでしょうに。

もう一度、レジ後ろに戻って、判読できる色紙がありました。
下段中央のイラストを見れば一目でわかる 「 サンプラザ中野 」 さん。
その斜め左上は 「 なまはげ郷神楽 ( さとかぐら )」 で、秋田県男鹿市を中心に活動している、「 なまはげ
太鼓 」 をメインにした音楽集団です。

この日、選んだメニューは 「 盛岡コムタン麺 」。
寒かったので、温麺にしました。牛テールを煮込んだ、白湯スープで、一見牛乳スープのような色なのに、
味は濃く、麺もコシがあってしっかりしており、美味しくいただきました。