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<2012年12月16日>
 
 景福宮を見物に行って、たまたま遭遇した 「 王宮守門将交代式 」。
 
 朝鮮王朝の時代、「 守門軍 」 は都城門や景福宮など国王が臨御する宮殿の門を守る責任者として、厳格な
 
秩序で宮城の門を開閉していました。
 
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 この 「 守門軍 」 は、勤務を交代することで、王室の安寧や国家の安危を守護していた、と言われています。
 
 定期的に後退しながら、警備の緊張感を維持していたということでしょうか。
 
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 凍り付いた大地。
 
 12月のソウルは、とにかく底冷えがします。どんな天候であろうと、「 守門軍 」 の役目は同じ。雨でも雪でも、
 
猛暑でも暴風でも、じっと門を守らねばならないわけで、交代しながらでなければ勤まらないとも言えます。
 
    
 
 「 守鐘将 」「 従事官 」「 武官 」 といった役目の人たちが目の前を行進して行きます。
 
 近寄れば、バッサリ!切り捨てられそうな緊迫感と迫力がありました。