<2012年8月20日>
「 花輪ばやし 」 の駅前行事。
ロータリーになっているJR鹿角花輪駅前の広場に勢揃いした10台の屋台。賑やかな囃子が一旦おさまり、
広場全体を取り囲むように、各町内の役員が並びました。
観客のざわめきだけが聞こえる会場に、突然、意味不明 ( に聞こえました ) の叫び声が響きます。
かすれた声を無理に張り上げ、絞り出すような、痛々しいほどの声です。
“ 点呼を取りまぁーーーーす!” という叫び声だったんですね。良く聞くと分かります。
“ ふなばもとまぁーーーち ( 舟場元町 )”
その声に応えて、呼ばれた町内の役員が騎馬提灯を高く掲げて・・・“ おぉーーーう!”
次々に町名が点呼され、呼応しての返事が続きました。
これも恒例の儀式のひとつ。
点呼を担当した人は、朝から晩まで相当絶叫し続けたんでしょうね。声をつぶすまで・・・。でも迫力があり
ました。