
<11月11日>
晩秋の十和田湖畔ドライブ、立ち寄った十和田ホテルは今シーズンの営業終了2週間前でした。
人気のない本館ロビーは、しーーーんと静まり返っていました。
秋田杉をふんだんに使った造作は、洋風なのに 「 和 」 の雰囲気が充満しています。窓にかかるブラインド、
障子風の明かり取り窓の円形デザイン。

天井を見上げれば、全面秋田杉になっています。
照明の傘まで木製。

真四角に切り取られた飾り窓からは、外の景色が見えます。
額縁のようなデザインで、ロビーから外の景色の移り変わりが楽しめるように工夫されていました。
冬ごもりの準備が始まった十和田ホテル。この日も宿泊客の予約があって、寒風の中、従業員が外で客の
到着を待っている姿が印象的でした。
ここから一旦湖畔に出て、左へ。もう少し湖畔を走ってみることにしました。

ものの数分ほど走ったところに、もう一つホテルがあります。
高台にあった十和田ホテルと違って、こちらは湖畔のすぐ脇。

「 十和田プリンスホテル 」 です。
お茶でも飲めないかと思い、入ってみることにしました。

エントランスのところでは、二人の男声が何やら工事中。
雨どいを直していたようです。これも、厳冬に備えた作業でしょうか。
声を掛け合いながら作業を続ける二人のバックに、真っ赤に色づいた紅葉が鮮やかでした。