
<11月11日>
明治の豪華な洋館建築 「 小坂鉱山事務所 」。
外観も素敵ですが、内部も綺麗に整えられています。
ただ残念だったのは、中のレストラン 「 明治の洋食屋さん 」 が、この日は既に冬季休業中になっていたこと。
康楽館は満員御礼でしたから、「 六代 桂文枝 襲名披露公演 」 を観に来た人は5~600人はいたはず、その
うちの何人かはお昼を食べるはずですから、休業は勿体ない。
実は私たち夫婦も、そんな一組でした。諦めて、他のレストランを探しました。

車で5分も走ったでしょうか。レストランを見つけました。

レストラン 「 青銅館 」。何やらカタそうな名前です。
金属鉱業研修センターという立派な施設があって、小坂ゴールドパレスというホテルまであって、それらに併設
されたレストラン。

中へ入ったら、なんと満員。どう見ても 「 襲名披露公演 」 流れの人たちです。

妻は 「 エビフライ定食 」。大きなエビフライが3本。食べ応えがあります。

私は・・・といえば、ここのレストランのオリジナルメニュー「 黒鉱カレー 」 にしました。
真っ黒なルーのカレー、光っているふりかけのような粉は 「 金粉 」 です。その昔、小坂鉱山は金も含む
「 黒鉱 」 という鉱物を産出して栄華を極めました。
そんな往時の小坂を彷彿とさせてくれるのが 「 黒鉱カレー 」。黒い色素は、イカスミです。
ご親切に、歯磨きセットまで付いて来ました。「 お歯黒 」 状態への心配りもありがたく、それより何より、コクが
あって、とっても美味しいカレーでした。