
<11月11日>
「 三枝改メ 六代 桂文枝 襲名披露公演 」・・・今朝のニュースではパリでの公演もやるような話があります。
外国人に落語のシャレが通じるのか、字幕か同時通訳でやるのか分かりませんが、面白そうです。
私が観たのは、秋田県小坂町の古い芝居小屋 「 康楽館 」。

緞帳の上部にあるマークは 「 小坂 」 の文字をデザイン化したもののようです。

私たち夫婦の席は 「 ぬ 」 の 「 6番 」 と 「 7番 」。舞台に向かって、斜め右側から見る位置ですが、一段高い
場所になるので、良く見えました。
10時30分に開演、秋田に移住している吉本興業のご当地芸人 「 桂三若 」 さんを皮切りに、「 桂文華 」 さん
そして林家染丸さんのピンチヒッターで登場した 「 月亭八方 」 さんの3人が前半を務めました。
休憩をはさんで後半は、「 桂きん枝 」 さんの司会で 「 桂文枝 」「 月亭八方 」「 ザ・ぼんち 」 の皆さんによる
「 口上 」 があり、「 ザ・ぼんち 」 さんの漫才と続きます。
そして最後に登場した 「 桂文枝 」 さん。このときに、幕が開いて舞台を注目していた観客の裏をかいて、花道
から登場し、会場を沸かせてくれました。
トリの文枝さんはたっぷり40分以上の話。
12時15分の終了予定が大幅に延びるほどの、皆さん熱演ぶりに、場内は爆笑の渦でした。
それにしても笑わせてくれますね。あんなに腹の底から、何時間も笑い続けたのは初めてかも知れません。
中でも文枝さんの 「 笑わせ方 」 は、他の出演者を超越しています。名人芸とはこのようなことを言うんですね。
いい時間を過ごすことができました。