
<11月11日>
移築や復元をされていない建物としては、日本最古の芝居小屋 「 康楽館 」。
秋田県北部、青森県と境を接する小坂町は、かつて鉱山で繁栄を謳歌した街。その名残りが残る建物です。
「 三枝改メ 六代 桂文枝 襲名披露公演 」 を見るために、指定席へ入りました。畳敷きの観客席は、もう
びっしりです。
私たち夫婦の席は、舞台へ向かって右側。ちょっと高くなっているところなので、目線としては悪くありません。

開演前に、少し館内を歩いてみました。
2階へ上がってみると、全体が見渡せます。鹿の絵が描かれた緞帳は、この辺りの地域名である 「 鹿角
( かづの )」 の意味でしょうか。

2階の正面へ回ろうとしましたが、とても進めません。
かなりの暗がりのうえに、観客がびっしり座っているので、そこを掻き分け、跨いで行くのはとても無理。座布団
1枚が一人分で、そこに席番号が貼られていました。