
<8月6日>
仙台の七夕見物。
仙台駅からペデストリアンデッキを渡って、名掛丁商店街のアーケードから入りました。東五番丁通りを横切る
と 「 クリスロード商店街 」 のアーケードになります。
ここも全蓋型のアーケードが続いていますが、その途中に 「 不動尊 」 がありました。

店と店の間に挟まれた、狭い通路を通って行った先に、お寺があります。
今まで、何回となくここは通っているはずなのに、気が付きませんでした。日中は、周囲の店の賑わいに隠れて
目立たないのかも知れません。提灯に灯りが入り、通路の奥まで見通せるようになると、良く見えます。

1階は 「 三瀧山不動院 」 の本堂、2階は 「 十二支守り本尊御安置室 」 になっていて、3階は何と商店街振興
組合の事務所になっています。
クリスロード商店街は、商店街としての活動が活発で好事例として紹介されることの多い組合ですそんな活動
を支えていたのは、不動明王だったのかも知れません。

脇の階段を上がって、2階へ行ってみました。
狭いビルの形を、巧みに利用して作られている 「 お不動様 」。真言宗智山派の加持祈祷の専門寺院だそう
です。

階段を上がったところにある小部屋。
おそらくここに、十二支の守り本尊が安置されていると思われます。

階段脇には、御神輿もありました。
真言宗ですから密教系の寺院。寺でも御神輿があるんですね。ちゃんと 「 不動明王 」 の幟もあります。
外の商店街は、七夕まつりで賑わう大勢の人出、そこから数メートル入っただけの不動院は、殆んど人影も
なく、落ち着いた、一種独特の空間を創り出していました。