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<5月11日>
 
 オアフ島巡りのバスツァーの途中、運転手兼ガイドのMINORUさんの 「 ご厚意 」 で、寄り道したパール・
 
ハーバー。
 
 海辺の記念碑やモニュメント周辺を駆け足で回り、少ない時間の中でSHOPにも入ってみました。
 
 様々な 「 パール・ハーバー関連グッズ 」 があって、当たり前ですが殆んどが 「 戦争モノ 」。しかも、「 真珠湾
 
攻撃 」 側ではなく 「 リメンバー・パール・ハーバー 」 側の立場で作られたものですので、お土産として買うには
 
いささか勇気が入ります。
 
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 そんなSHOPの中で、フト目に止まったのが新聞でした。
 
 普通に新聞を売っていると思いきや、実は 「 当日 」 の新聞を再現したものです。
 
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 【 戦争だ!日本の飛行機がオアフ島を爆撃!】
 
 といった見出しが躍っています。
 
 1941年12月7日、日本時間では12月8日の一面トップ記事。どうやら、パール・ハーバーとマニラを同時に
 
爆撃したようです。奇襲攻撃を受けて、400人以上が亡くなったという見出しと共に、あの日のアメリカの受けた
 
深い傷が伝わって来ます。
 
 同じ日の日本の新聞では、おそらく奇襲作戦の成功を祝う大見出しが躍っていたことでしょう。
 
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 この新聞は、お土産用ですから本物ではありません。
 
 後段になると 「 今のパール・ハーバー 」 のことも書かれています。
 
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 最終面では、「 始まりから終わりまで 」 を写真入りで紹介しています。
 
 わずか 「 1ドル75セント 」 ですから150円ほど?
 
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 「 リメンバー・パール・ハーバー 」 の現場に立つと、何とも言えない哀しい気分になります。
 
 そして、記念に買うことができた、買う気持ちになれたのは、たった1ドル75セントの新聞ぐらいでした。