<8月4日>
 
 秋田竿燈まつりの昼竿燈、「 妙技会 」 予選の模様です。
 
 妙技会は、「 団体規定演技 」「 団体自由演技 」「 個人戦 」「 囃子方 」 のジャンルで競われます。
 
 このうち 「 団体自由演技 」 は、差し手5人でリレーしながら、自由なパフォーマンスを競うもの。
 
 「 共和町竿燈会 」 は、「 花笠 」 と呼ばれる飾りのついた 「 継ぎ竹 」 を2本準備しました。
 
 最初のサポートメンバーが、立ち上げた竿燈を支えている間に、次の人が 「 花笠 」 のついた継ぎ竹を足し
 
ます。さらに次の人も、「 花笠 」 を継いで、これで 「 花笠二本差し 」。そこに、継ぎ竹を1本、さらにもう1本。
 
ここまでで合計4本の竹が継がれ、ここからが本番スタート。一人目は、握ったままで持ちこたえる 「 流し 」。
 
 次は 「 手 」 の順番ですが、このときもう1本竹が継がれました。つまり5本の竹を継いだ状態で、二人目の
 
「 手 」、三人目の 「 額 」、4人目の 「 肩 」 と演技が続きます。普段より数段重くなった竿燈、風にもあおられて
 
右へ左へ走りながら、どうにかバランスを取り続けました。
 
 「 肩 」 から、最後5人目の 「 腰 」 へバトンタッチするときに、一瞬ヒヤリ!とさせられましたが、腰の人の
 
テクニックで、ここの竿燈会は最後まで演技を完了することができました。
 
 見ていて、ハラハラ、ドキドキの自由演技です。