<8月2日>
 
 東北電力の 「 明るい 」 ねぶたの次は、「 マルハニチロ 」 のねぶたで、竹浪比呂央作 『 金剛力士破邪 』。
 
 その次は 「 青森市役所 」 です。目の前を、瞬く間に通り過ぎて行ってしまいました。
 
 青森市役所ねぶた実行委員会、『 牛若丸と大天狗 』( 作;外崎白鴻 )・・・解説文によると・・・
 
 【 僧正が大勢の稚児を連れて花見にやってくる。その席に怪しげな山伏が割り込んで来たので、
 
僧正は花見を延期して稚児たちを連れて帰ってしまうが、一人だけ帰らぬ子がいる。源義朝の子、
 
牛若丸である。
 
 牛若丸であることを知った山伏はその日陰者の境遇を憐れみ、二人は暫くの間親しく語り合うことに
 
なる。山伏は鞍馬山の大天狗であることを明かすと、平家を討たせるために兵法の大事を牛若丸に
 
伝え、源氏の再興を予言して立ち去ろうとする。
 
 別れを惜しむ牛若丸だが、戦場での守護を約束して大天狗は梢の奥に姿を消してしまうのである。
 
 このねぶたは、若き牛若丸が大天狗より兵法の奥義の伝授を受けた一幕を表したものである。】