<8月2日>
青森ねぶた祭りの初日。
午後7時10分に始まったねぶた運行の最後尾、さくら野百貨店脇の交差点付近で太鼓の音を轟かせていた
のは 「 青森県板金工業組合 」 のねぶた囃子です。
囃子方の迫力ある轟音をバックに、少し前を行くのが大型ねぶた。
『 イザナキ 火の神を討つ 』( 作;北村蓮明 )・・・解説文によると・・・、
【イザナキとイザナミの二神は高天原から地上に降り、協力して日本列島を生み、それが終わると
今度はたくさんの神々を生んだ。しかし、火の神ヒノカグツチを生んだことで、イザナミは火傷を負い
命を落としてしまう。残されたイザナキの悲しみはヒノカツグチへの怒りに変わり、とうとう十拳剣で
命を奪ってしまった。
コントロールできない恐ろしさを秘めた火の猛威を防ぐにはすぐ切り殺すしかなかったのだ。そして
その亡骸からも多くの神々が生まれた。
ヒノカグツチの誕生と死には、破壊の力を持つと同時に、制御することで生成の力をもつ「火」の性質
が表されている。
また火の鳥は不死鳥ともいわれ、復活と再生を象徴しており、東日本大震災の一日も早い復興を
願うものである。】