
<4月28日>
東大寺バス停から乗り込んだ 「 奈良公園ぐるっとバス 」。車窓には奈良公園周辺の景色が拡がります。
意外にもアップダウンの多い道を走り、次は 「 高畑町駐車場 」。何故か、駐車場のゲートをくぐり、いったん
場内に入ってからUターンして、お客を乗せ、またゲートを通過して一般道へ。
この駐車場を利用する人が多いせいでしょうね。自家用車で来て、ここに車を停め、循環バスに乗って市内を
巡る方式です。
次は 「 奈良ホテル前 」。私たちは、ここで降りました。

シックな雰囲気の入り口です。
緩やかな坂道になっていて、建物は見えません。

日本のホテルの草分け的存在のひとつ。
奈良公園の一角、少し高台になる場所に建つ老舗ホテルです。

玄関までのアプローチ。緩やかな坂を上って行くと、左手に池と公園が拡がっています。
「 旧大乗院庭園 」。朱塗勾欄橋が見えています。

興福寺の領内にある庭園で、平安時代末期に造営されたもの。
善阿弥作の庭で、浄土宗の思想を反映させた 「 浄土庭園 」 で、国の名勝に指定されているそうです。

左側に拡がる庭園を眺めながら、ゆっくりと坂道を進んで行くと、木立の中からようやくホテルの建物が見えて
来ます。木造2階建て。
奈良の街並み、木立の中にとても良くマッチしています。