
<2月20日>
首里城公園の最深部。有料ゾーンの入ります。
「 奉神門 」 の3つある入口のうち、一般は一番左側、真ん中は団体用、右側は出口になっていました。

門をくぐって、真正面に見えるのが 「 正殿 」 です。
鮮やかな朱塗りの琉球建築。木造3階建て、本瓦葺き。
中央の 「 御庭 」 を囲んで、正面に 「 正殿 」、左側に 「 北殿 」、右側に 「 南殿・番所 」 があります。拝観の
順路は、まず右側の南殿から。

番所 ( ばんどころ ) の入り口で靴を脱ぎ、ビニール袋に入れて持ちながら展示を見ます。かつて、首里城に
登城してきた人の取り次ぎを行っていた平屋の建物。
棟続きに2階建ての 「 南殿 」 があり、ここは行事や催事に使われていた場所だそうです。
その奥が 「 書院 」 と 「 鎖之間 ( さすのま )」 に続いており、何故かここからは撮影OK。

漆喰壁の構造が紹介されていました。
「 軸組 」 に始まり、「 竹小舞 」「 下塗り 」「 中塗り 」「 上塗り 」 という工程を経て、漆喰の壁が出来上がって
いることが分かります。

「 鎖之間 ( さすのま )」 は喫茶コーナーになっていました。
呈茶サービスは、さんぴん茶と琉球菓子のセットで300円。

書院側から見た 「 鎖之間 」=「 喫茶コーナー 」 です。
王子の控えの間や来客をもてなす施設として使われた場所だそうです。いずれも綺麗に整備されていました。