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<4月28日>
 
 東大寺境内、大仏殿から手向山神社方面へ向かい、だらだらと上る緩い上り坂の途中に分岐点があります。
 
 右へ行けば 「 手向山八幡宮 」 方面へ。
 
 左へ行けば、「 二月堂 」「 法華堂 」「 念佛堂 」「 大梵鐘 」「 良瓣杉 」「 若狭井 」 方面へ。
 
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 左に進路を取って、広々した石段を、ゆっくり、ゆっくり、かみしめるように登って行きました。
 
 ゴールデンウィーク初日とはいえ、まだ10時前。参拝してくる人は、まだあまりいませんでした。
 
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 石段を登り切ったところにあった、朱色が鮮やかな堂宇。「 四月堂 」 とあります。
 
 思わず妻と二人 “ 「 四月堂 」 なんて・・・あったっけ?” ( 失礼 )。初めて訪れた高校の修学旅行から、複数
 
回来ているはずなのに、記憶がありませんでした。でも、昔からあったはずですね。正式名称 「 三味堂 」。
 
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 お隣りには 「 三月堂 」。正式名称は 「 法華堂 」。
 
 奈良時代の建築として残っている建物。じっくり拝観したかったところですが、残念ながら現在修理中のため
 
中には入れませんでした。
 
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 「 一切衆生 有如来蔵 」
 
 「 すべての人は 佛になる種を持っている 」
 
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 「 二月堂 」 です。いいですね、いつ見ても。威圧感はないのに、存在感があります。
 
 正式名称も 「 二月堂 」。手前の小さな祠の横には、綺麗に整えられた 「 良瓣杉 」 が伸びています。
 
 この角度で眺めているだけで、季節は真冬になり、「 お水取り 」 のシーンが頭に浮かんできます。