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<4月28日>
 
 東大寺の境内巡り。
 
 金堂 ( 大仏殿 ) をゆっくりひと回りしてから、裏手、若草山方面へ向かいました。
 
 百獣の王ライオンの像の前には 「 花まつり千僧法要 」 の誓願文があります。全日本仏教青年会が昭和63
 
年に建立したもの。
 
 日本全国の僧侶たち 「 千人 」 が、宗派を超えて東大寺に集い、人類の福祉と世界平和を誓願したときの
 
記念碑のようなもの。こういった大規模な催しができるのも、東大寺のスケールの大きさと、懐の深さがあれば
 
こそ・・・という感じがします。
 
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 獅子の近くにあった、金色の相輪です。
 
 1970年、大阪万博で古河館の中に再現された東大寺七重塔の相輪の実物。高さ約23メートル。相輪部分
 
だけで、この大きさですから、七重塔全体の大きさ・高さのスケール感が想像できます。いつか再建される日が
 
来て欲しいものです。
 
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 さらに奥へ進むと、「 手向山神社 」 の鳥居があって、参道が延びています。
 
 正直言って、ここの記憶がありません。二月堂方面へ行くには、通ったことがあるのかも知れませんが、春日
 
神社の記憶はあっても、こちらは皆目・・・。
 
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 細かい砂利道が一直線に伸びていて、緩やかな上りになっています。
 
 この先に 「 手向山神社 」 があって、その後ろは若草山。
 
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 参道脇に、「 電話 」 と書かれた石標がありました。
 
 おそらく、境内の中なので電柱を立てられなかったため、地中化し、その目印にしたものと思われます。黙って
 
通り過ぎると、寺社境内に馴染んでいて、気づかないほど。
 
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 昔の電電公社のマークがそのまま残っています。
 
 ケーブル自体は、いまでもこの下を通っているんでしょうね。これもある意味、貴重な遺産。