
<4月28日>
東大寺大仏殿を支える極太の柱の1本に穴があいています。ちょうど大仏様の左斜め後ろのあたり。
ここが 「 大仏さんの鼻の穴くぐり 」。
大仏の鼻の穴と同じ大きさだそうで、ここをくぐると無病息災の御利益があると言われています。大きさからして
どう見ても子供のサイズで、チャレンジするのは殆んど子供でしたが、中には大人の人もやっていました。

このあたりは売店になっていて、東大寺や大仏様のグッズが並んでいます。
絵馬は600円、合格祈願絵馬も600円、売店の反対側には、願をかけた絵馬が並んでいて、普通サイズと
縦長で一回り大きい 「 東大寺 」 サイズがあります。
賑やかに記念撮影をしていたのは、韓国人観光客の人たち。

「 如意輪観音 」 です。
「 虚空蔵菩薩 」 の反対側、大仏様の向かって右側に鎮座しています。この像も相当の大きさ。

ほぼ、ひと回りして来ました。
大仏様の左下から見上げる位置。真正面もいいですが、左右の下から見上げた方が、お顔が柔和に見える
ような気がします。

ここから、靴を脱いで、階段を上り、大仏様の目の前へ行く一団がありました。
「 登壇参拝 」 を許されるのは、東大寺篤信者及び縁故者、特別来賓、社寺関係者で、事前に寺の許可を
得た方のみ。「 東大寺篤信者 」 の定義は幅広そうなので、たいていの人はここに収まるはずです。実は、
特別料金ということなのかも知れません。

大仏殿を、グルッ!とゆっくりひと回りして来ました。
外に出たところにあったのが 「 びんずる長者 」。外にあって、風雨に晒されているせいか、だいぶ傷んで
います。信州の善光寺では、本堂の中にあって黒光りしていました。
ただ大きさは、善光寺よりは遥かに大きい。
自分の治したいところを触ると御利益があると言われているはず。でも頭までは、とても手が届きません。
東大寺金堂 ( 大仏殿 )。もちろんここも、30数年ぶりに訪れました。何もかもスケールが大きいことを、
改めて実感。さらにこのあと、境内の奥へと入って行きました。