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<2月19日>
 
 沖縄恩納村にあるテーマパーク 「 琉球村 」。
 
 午後1時になると、村内の真ん中にある広場でショーが始まりました。最初は唄と三線から・・・。一人、顔を
 
真っ白に塗った 「 変な人 」 がいます。
 
 この役柄は 「 チョンダラー ( 京太郎 )」 と呼ばれるもので、いわば道化役、ピエロですね。もともとは念仏者
 
( ニンブチャー ) ともいい、旧盆のときに家々を廻る際に先祖供養のために念仏を唱えていたそうです。先祖を
 
大切にし、大きなお墓を作って大切にしてきた沖縄の人々の 「 明るさ 」 の象徴みたいなものでしょうか。
 
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 村の奥の方から行列が進んで来ました。
 
 先頭は銅鑼を持った先導役で、その後ろに2旗の 「 旗頭 」 が続きます。
 
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 白髯の人が 「 国王 」 で、その後ろに 「 三司官 」 が従います。
 
 「 王妃 」 がいませんね。もしかして、この国王・・・独身?それとも単なる人手不足?
 
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 「 琉球絵巻行列 」 が 「 旧島袋家 」 の前に勢揃いしました。
 
 入園したときにもらったパンフレットと比較すると、ヤケに人が少ないのが気になります。総勢30人余りの行列
 
になるはずが、この日は3分の1ぐらいでした。
 
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 国王が玉座に腰掛け、剣舞のような 「 空手・古武道 」 が始まります。
 
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 沖縄古来の 「 手 ( ティー )」 と中国の 「 拳法 」 が融合して生まれたといわれる「空手」。
 
 ハッ!ハッ!という切れ味の良い動きと、身軽な動作。若くなければできないであろう、迫力ある演舞でした。