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<2011年9月11日>
 
 真っ青な空に、マリンブルーの真っ青な海。
 
 日本海を眺めながら、「 特急はくたか13号 」 越後湯沢行きは、新潟県内を快調に走ります。在来線の中では
 
トップクラスのスピードを誇るだけあって、車窓の風景もトップスピード。
 
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 列車内での楽しみは、車窓を流れる風景とお弁当。
 
 「 おもてなし弁当 」・・・こういうネーミングに魅かれがちなのは私の方。
 
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 お寿司も揚げ物も煮物も・・・よりどり入っていて、目でも楽しめます。
 
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 「 30品目バランス弁当 」・・・こういうネーミングに魅かれるのは妻の方。
 
 今さらバランスを考えても、もはや手遅れだと思うのですが・・・。
 
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 中身は意外に、バランスというよりはボリューム満点。
 
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 高速道路と並行して走る区間もわずかながらあります。
 
 橋桁の隙間から、この日はやさしい日本海が途切れ途切れに見えていました。
 
    
 
 昨年9月に旅した、信濃と越中。
 
 考えてみると、いまだに 「 信濃 」「 越中 」「 越後 」「 越前 」 といった藩政時代の地域名称が通用することが
 
不思議です。その国の名称を聞いただけで、何となく風土がイメージできる。
 
 もしかすると、藩政時代の地域割りや町の町名に見られる町割りが、日本人の生活や文化に一番フィットして
 
いたのではないだろうか?と思わされます。
 
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 長野市の善光寺裏手にあった「 東山魁夷館 」 で見つけた小ぶりの白いお皿。
 
 これは使いやすいですね。大きさも、色も、手触りも、様々な場面で活躍してくれています。
 
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 軽井沢の万平ホテルで見つけた 「 長財布型小物入れ 」。
 
 通帳ケースとして重宝しています。
 
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 同じく、万平ホテルでみつけた、手の平サイズの 「 ミニミニポーチ 」。
 
 シックなデザインで、ポケットのない服を着たときの、ちょいとしたモノ入れになっています。
 
 
 JR東日本の 「 大人の休日倶楽部 」 会員向け格安キャンペーンで、JR東日本+JR西日本北陸管内4日間
 
乗り放題15,000円を利用した信越方面への旅。
 
 2011年9月8日 ( 木 ) に出発して、軽井沢、佐久平、岩村田、小布施、善光寺、立山黒部アルペンルート、
 
富山と廻りました。
 
 この旅の一番の目的は、富山に住む旧友と25年ぶりに再会すること。
 
 私と同年代でありながら、大病を患い、そこから頑張って復帰しつつある友人と会って、一献傾ける。幸いにも
 
初対面の妻同士も意気投合して、その後も直接連絡を取り合うような仲になるという、嬉しい副産物もあり
 
ました。
 
 人生の後半、ある意味 「 〆の年代 」 に入ってきた自分たちにとって、距離は離れていても、通じ合うことの
 
大切さを改めて痛感した旅でもありました。
 
 そして何より、信濃と越中の、自然と街と食と人が、こんなにも豊かで素晴らしいものであることも再認識する
 
ことができました。
 
 昨年9月から8ヶ月に渡ってシリーズで紹介して来た 『 信越巡り 』 の旅日記も、本日103回目をもって終了
 
となります。またいつか、もっとゆっくり時間を取って友と話せる時間を取りたいと思います・・・さらば信越。
 
                                                                【 FIN 】