
<2011年1月9日>
前日夜の雨が上がって、青空も見え始めたマドリット。
つくづく私たちのツァーは運が強いと思いました。前の日、コルドバの 「 メスキータ 」 や 「 花の小路 」 を歩き
回っている間は晴れ、夕方コルドバ駅に着いて、もう歩き廻らなくてもいい頃には雨脚がかなり強くなっていま
した。そして、マドリット・・・、雨を覚悟していたのに、意外にも晴れです。
プラド美術館へ向かう道すがら、遠くに教会が見えて来ました。

美術館の裏手、見下ろすような位置の高台にあった教会です。
「 サン・ヘロニモ・エル・レアル教会 」 という名前だそうで、16世紀初頭に建てられた由緒ある建物。

朝早かったせいか、門はまだ閉ざされていました。
この教会の前を通って、プラド美術館の入口へ向かいました。

現地ガイドの後に従い、美術館の建物をグルッ!と回って、裏口を目指しているような感じ。
ヘロニモ教会の真下のあたり、画像の真ん中下に入り口のような部分が見えますが、結果的には、ここから
出て来ました。つまり出口。

入り口に到着。
開館を待ちます。

スペイン国内の美術館や教会などは、撮影可能な施設が多く、これまでもほぼ自由に写真を撮って来ることが
できました。
しかし、ここ 「 プラド美術館 」 は例外。撮影はもちろん、ペットボトルのような水物も持ち込み禁止。入り口を
入ればエックス線の機械があって荷物のチェックをされます。空港並みの厳重さでした。
それだけ、世界的にも有名で貴重な作品が展示されている、という証左なんでしょうね。

そんな入場に関する注意書きでも書いてあるんでしょうか?
入り口脇にあったプレート。

ドアが開いて、いよいよ 「 プラド美術館 」 へ入ります。
ここから先は、撮影禁止。