
つい先ほど、カウンターに 「 1 」 が並びました。
「 111111 」 人目の記念すべき来訪者は、どなたか存じませんが、ありがとうございます。
1年以上に渡って続いている、スペインの話を続けます。
<2011年1月8日>
コルドバ発18時29分、スペイン高速鉄道 ( AVE2171号 ) は、約1時間45分程度で予定通りスペインの
首都マドリットに到着しました。
車内では、ビュッフェで飲み物と軽食も食べながら、“ 列車移動も悪くないなぁ・・・ ” というのが実感。

降り立ったホームは、こうなっていました。
ど真ん中が、地下へ通じる通路になっています。たぶん、荷物専用。それにしても、なかなか大胆な造りです。
日本だったら、たぶん上手に隠すところ。

乗客はエスカレーターで、上の階へ向かいます。
マドリッドに到着したものの、ここは 「 マドリッド駅 」 ではなく、( たぶん )「 アトーチャ駅 」 だったと思います。
私は建物のデザインに目を奪われていました。天井の三角形の組み合わせが、絶妙の幾何学模様を形
作っています。その素敵な天井に向かって、長ーーーーいエスカレーターが進みます。

色遣いもいいですね。
真っ赤な色が、情熱の国のイメージにピッタリです。

左側の下には、すぐ線路。
その向こうに、次のホームがあって、やっぱり真っ赤なエスカレーター。
駅全体が開放的で、橋上駅舎になっており、ホームとの間にあるエスカレーターが長いのが特徴。列車に
乗り込むときも、降りてからも、ゆったりと全体を見渡すことができます。

エスカレーターを上り切ったところに、こんな看板がありました。
一瞬、AVEの最高時速のことかと思いました。「 時速391km 」 といえば、日本の新幹線より遥かに速い・・・。
でも、よくよく下の文字を見てみると、どうやら違うようです。
( たぶん )「 バレンシアまで391kmが繋がった 」 という意味ではないでしょうか。