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<2011年9月10日>
 
 標高1,455mの黒部湖駅から、1,828mの黒部平駅へ向かうのはケーブルカーです。
 
 13:00発の車両に乗るべく、首尾よく最前列に並んでいたのに、改札が始まった瞬間、ドドッ!と皆さん走り
 
出し、急勾配の階段をダッシュで駆け上がって、少しでもいい席を確保しようと躍起でした。
 
 あれよ、あれよという間に、席が埋まって行き、改札前は最前列にいたはずの私たち夫婦は立つハメに・・・。
 
 都会の電車に乗ろうとして最前列にいたのに、ドアが開いた瞬間、後ろの人たちに席を奪われ、茫然としている
 
「 お上りさん 」 みたいな感じ・・・。
 
 ただ、このケーブルカー、標高差373メートルで、走る距離はたったの800メートル。所要時間はたったの
 
5分。しかも日本で唯一の全線地下方式です。つまり、窓の外は何も見えない、ということ。
 
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 本当に5分で次の駅 「 黒部平 」 に着きました。
 
 中部山岳国立公園、標高は間違いなく1,828米と書かれています。
 
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 私自身、黒部ダムまでは過去2回来ていますが、ここまで来たのは初めて。
 
 黒部峡谷そのものが、特別天然記念物になっています。
 
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 ここから先は、あの高い山に向かってロープウェイ。かすかにロープが見えます。
 
 いくらか雲がかかって来た、その山こそ 「 立山 」 です。
 
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 ロープウェイ乗り場に、「 設置概要図 」 がありました。
 
 これを見れば、あの長い距離を、どうやって運んでいるのかが分かります。
 
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 ここも、あっという間に行列ができました。
 
 先を急いでいた私たちも、即座に並び、13時20分発のゴンドラに乗ることにしました。