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<2011年11月12日>
 
 農商工連携事業の先進地視察。三重県 「 伊賀の里 モクモク手づくりファーム 」 の視察・研修・体験と、
 
ついでに寄った伊勢神宮での貴重な体験の数々をお土産に、名古屋駅から帰途に着きま・・・そうとしましたが、
 
山口県岩国市付近での架線トラブルの影響で、新幹線のダイヤは大混乱していました。
 
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 私たちが乗るのは 「 16:23分発 ひかり522号 東京行き 」。
 
 16:30になっても、まだ来ません。岩国でのトラブルでしたので、博多から来る新幹線は軒並み1時間以上の
 
遅れが出ていました。幸いにも、私たちの乗る新幹線は、大阪発、10分遅れぐらいで無事に到着。
 
    

 16:35分頃だったと思います。
 
 「 ひかり522号 」 は名古屋駅を発車しました。停車駅は、豊橋、新横浜、品川。
 
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 18時過ぎには東京駅へ到着。ここで、また乗り換えです。
 
 名古屋からの 「 ひかり522号 」 の車内。私の席の周りは 「 山ガール 」「 山ボーイ 」 で一杯でした。正確に
 
言うと 「 山オールドガール 」「 山オールドボーイ 」 の集団。平均年齢は、控えめに見ても65歳以上かと・・・。
 
 通路を隔てて隣りの席。その中のリーダー格の女性と、ひょんなことから会話が弾みました。きっかけは方言
 
です。私たち視察団メンバーがしゃべっている言葉を聞いていて、いたたまれなくなったのか、向こうから話し
 
かけて来ました。
 
 “ もしかして、○×県の方ではありませんか?”
 
 “ えぇ、その通りですよ!よく分かりましたね!”
 
 “ お国訛りを聞いていて、あんまり懐かしくて・・・、私は実は▲□市の出身なんです!”
 
 “ えぇっ!私も▲□市の生まれですよ!”
 
 “ あらまぁー!奇遇ですことぉー!”
 
 その妙齢の上品そうな女性は、私と出身地が同じでした。それから、ひとしきり、田舎の話題で持ち切りに・・・。
 
 こういうときに方言、お国訛りというのは、いいもんですね。品川で下車した、山オバサマ、山オジサマ達、
 
何となくほっこりするような旅になりました。
 
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 東京駅では、行き止まりのホームに着きました。
 
 ここに着くのは、結構珍しい。
 
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 新幹線を乗り継いで、ボチボチ、夕刻、駅弁の時間です。
 
 東京駅で買った私の駅弁は、「 大人の休日べんとう 」。見た目は、なかなか立派です。
 
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 「 大人の休日べんとう ~ 秋バージョン ~」
 
  サーモントラウト甘味噌焼 ( 新潟 加島屋 )、江戸焼玉子 ( 築地 すし玉青木 )、若鶏市松、南蛮だれ
 
( 日本ばし大増 )、海老煮、牡蠣旨煮、松茸二身真蒸、蜻蛉人参
 
  煮物は・・・翡翠小茄子、射込巾着、牛蒡、生麩、絹さや
 
  御飯は・・・契約栽培米による有機認証米で秋田県の須田さんが作った秋田県産あきたこまち使用
 
  これに、刻み梅、生しば漬、大根漬
 
 最初はビール、次に日本酒をチビチビやりながら、たいへん美味しくいただきました。
 
 椅子を回転させてボックス席にした視察団の話題は、やはり 「 モクモク手づくりファーム 」 の話。自分たちの
 
こうれからの目指すべき姿について、活発な、活き活きした話が、延々と続きました。
 
 2泊3日という短い時間でしたが、得るものは本当に多かったと思います。
 
 「 新しい農業の風はモクモクからやってくる 」 ・・・現地を見て、本当にその思いを強くしました。
 
                                                                                                                        【 FIN 】