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<2011年9月10日>
 
 信濃大町駅から路線バスで約40分。
 
 着いたところは、トロリーバスの発着場 「 扇沢駅 」。駅とはいっても、鉄路が通っているのではなく、関西電力
 
が経営する関電トンネルのトロリーバスです。
 
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 駅舎から見えるのは山また山。
 
 この駅でも、標高1,400メートルほどの位置にあります。いよいよ、立山黒部アルペンルートに入ります。
 
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 駐車場と山並みを見ている駅舎の中には、ツキノワグマの立派な剥製がありました。
 
 その向こう、まるでポーズを取っているように見える駅員さんがいます。
 
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 この、ニンマリ!した笑顔。
 
 この駅員の方が面白かったですね。一人漫談。
 
 話の内容は、大部分がまじめな話。黒部、ダム、トロリーバス、難工事などなどガイドさんのようにしゃべって
 
くれます。トロリーバスに乗るために並んだ人の列の横で繰り広げられる、ワンマンショーみたいなもの。
 
 まじめな話の、ところどころに、爆笑ジョークが入ります。面白おかしく自分を卑下したり、さりげなく弁当を
 
売りつけたり、かなり無理やりお土産を宣伝したり、そのたびに並んでいる人たちから大爆笑が起こります。
 
 まさに扇沢名物。
 
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 駅の構内では、これから向かおうとしている 「 黒部ダム 」 のライヴ映像が流されていました。
 
 ちょうどタイミング良く、放水が行われているようです。
 
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 9月上旬の快晴の日。
 
 下界は30度近い暑さでしたが、黒部は18度、その上の室堂は16度です。