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<2011年11月12日>
 
 朝8時に鳥羽グランドホテルを出たバスは、伊勢志摩スカイラインに入り、途中、朝熊山展望台に寄って、
 
伊勢神宮 ( 外宮 ) に到着しました。9時頃だったと思います。
 
 私は、初めての 「 お伊勢まいり 」。
 
 大型バス駐車場から、境内へ向かう途中にタクシー乗り場があり、客待ちのタクシーが並んでいました。ほぼ
 
全部が黒塗り。タクシーというよりは、貸切か参拝専用のハイヤーという方が正しいのかも知れません。
 
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 「 宮域図 」 が示されていました。「 表見張所 」 の前、「 勾玉池 」「 手水舎 」「 斎館 」「 神楽殿 」「 正宮 」・・・
 
かなり広そうです。ただ、この地図、北が下になっているので、却って感覚が掴みにくい。
 
 「 豊受 ( とようけ ) 大神宮 」 というのが、外宮の正式名称のようです。
 
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 参拝前に 「 手水舎 」 でキチンと口をすすぎ、手を洗い、心身を清めます。
 
 正しくは・・・左手、右手の順で手を清め、左手に水をすくって口をすすぎ、最後に左手を洗い流す、柄杓には
 
口をつけないのが礼儀、だそうです。
 
 澄み切った綺麗な水でした。しかも、大きい。
 
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 駐車場は 「 宮域図 」 の下側、つまり北側。ここからの参道は 「 北御門 ( きたみかど ) 参道 」 と呼ばれて
 
おり、「 手水舎 ( てみずしゃ )」 から 「 火除橋 ( ひよけばし )」 を渡って 「 御厩 ( みうまや )」 の前を通り、
 
古くて大きな 「 北御門鳥居 」 をくぐります。
 
 こうしてみると、あらゆるものの読み方が、すべて 「 訓読み 」 で 「 音読み 」 がありません。さすが純和風。
 
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 鬱蒼とした木立の中、細かい砂利を踏みしめながら歩きます。
 
 この異空間的佇まいが、「 神 」 の領域に入り込んだ感覚にさせてくれます。
 
 伊勢神宮の正式名称は 「 神宮 」、つまりただ 「 神宮 」 といえば、それは 「 伊勢神宮 」 を指すことになり
 
ます。神社の中の神社、日本の神社のトップに君臨する、名実共に日本一の神社。
 
 ここ山田原にある外宮は 「 豊受大神宮 」、宇治は五十鈴の川上にある内宮は 「 皇大神宮 ( こうたいじん
 
ぐう )」、この両大神宮を中心に、14ヶ所の別宮、43ヶ所の摂社、24ヶ所の末社、42ヶ所の所管社があって、
 
「 神宮 」 というのは、これら125もの宮社の総称をさしていることを、行ってみて初めて知りました。
 
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 まずは、真っ直ぐ 「 正宮 」 へ向かって行きます。
 
 この時刻 ( 9時頃 ) で、すでに参拝者がゾロゾロ、ゾロゾロ、大行列になっていました。さすが日本一の神社
 
だけあって、朝も早よから、参拝者の数が違います。