
<2011年1月8日>
スペイン、セビージャの大聖堂 ( カテドラル ) に付設された鐘楼の展望台までは、もうすぐです。
階段ではなく、馬に乗ったままでも登れるようにスロープになった通路をグルグル、グルグル、各階にナンバー
がついていて、「 34番 」 まで来ました。

最後だけはスロープではなく、階段・・・もしかして13段だったかも・・・。
ずっと穴倉のようなスロープを登り続けて、最後の階段の、その先はまばゆいばかりの光に溢れていました。

ヒラルダの塔は、先端まで98m、ここ展望台は約70mぐらいの高さになります。
真下には、カテドラルの屋根、その向こうにセビージャの市街地が拡がっています。

四角い展望台を、右回りに回って行きました。
セビージャの街並みは、白壁が多くて、とても綺麗です。

展望台の上部は、鐘楼になっています。
大きな鐘がいくつかあって、それを鳴らすための歯車やワイヤなどの器具が壁を伝わっています。この状態で
鐘が鳴り始めたら、もの凄い音でしょうね。
ヒラルダの塔そのものは、もともとは12世紀末頃のイスラム建築。ただ、この鐘楼部分だけは16世紀に、
キリスト教徒が増築したものだそうです。

縦横無尽に走る小路、白壁主体の家並み。
しばしの間、ヒラルダの塔からの眺めを堪能しました。