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<2011年1月8日>
 
 “ ヒラルダの塔は、ここから登ります。エレベーターはありませんので、歩きです。体力に自信のある方は、
 
挑戦してみてください。私は下で待っています。集合時間は・・・”
 
 という現地ガイドのマリアさんの説明で、壮大な大聖堂 ( カテドラル ) の内部を見学したあとは、各自自由
 
行動になりました。この時点で妻はリタイヤ。
 
 “ 私は下で待ってるワ・・・、行って来て!”
 
 私はハナッから行くつもりでしたので、真っ先に歩き&登り始めました。階段はなく、山型の筋がついたスロ
 
ープが設けられています。これは、王様が馬に乗ったまま乗り入れられるようにしたためとか。
 
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 スロープを登り始めると、格子が嵌められた窓からの景色が少しずつ変わって行きます。
 
 緩やかな坂道を、四角くグルグル回りながら歩いているうちに、だんだん高くなって行って視界が開け、眺めが
 
良くなって行きました。
 
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 このあたりで、建物であれば2階か3階ぐらいの高さ。
 
 広場があって、左下には観光馬車が走っているのが見えます。
 
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 大聖堂側に見えるのは、幾つも建っている尖塔。
 
 複雑な造りの建物を、「 上から目線 」 で眺めながら歩き続けました。
 
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 途中、途中には、こんな展示スペースも設けられています。
 
 カテドラルゆかりの品々や、王室の調度品、歴史を彩った物をガラス越しに見て、さらに、さらに登り続けます。
 
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 視界がたいぶ開けて来て、セビージャの街並みが見える高さになってきました。
 
 このスロープ登り、意外に疲れません。というのも、スロープ自体が緩やかなので、階段のように “ よっこら
 
しょ!” と脚を上げずに済むこと。ひとつ登るごとに,、壁に 「 1 」 番から順に番号が振ってあり、数えながら
 
歩けること。開けて行く眺望や、内側の展示物を見ながら登るので、気が紛れることが、さほど疲れを感じさせ
 
ない理由だと思います。
 
 展望台までは、あと少し・・・。