
<1月4日>
改装工事中のJR吉祥寺駅から、中央線で神田へ、地下鉄銀座線に乗り換えて浅草へ、さらに東武伊勢崎線
でひと駅 「 業平橋駅 」 まで行くと、もう目の前に話題の塔が聳え立っています。
「 東京スカイツリー 」 高さ634メートル、電波塔としては世界一の高さ。設計;日建設計、施工;大林組。
せっかく浅草まで来るのだから・・・と、少し足を延ばして見物しに行った次第。確かに高い、青空に一直線に
延びている姿を見るには、この位置からだと真上を見上げているようなものです。

周辺はまだ工事中。
墨田区の業平一帯は、スカイツリーの建設に合わせて大規模な環境整備を行っています。目の前を流れる
北十間川の南側道路環境整備工事では、護岸工事と親水空間の整備が進行中でした。

タワーはほぼ完成している見えますが、下の部分、おそらくショッピングゾーンやオフィス棟になるであろう部分
は、建設工事の真っ最中でした。
最終的に完成すれば、東京にまたひとつ、巨大な集客施設が出来上がることになります。

川向こうの路上で、行列ができている場所がありました。
画像左側の写真を撮ってくれる 「 にわか写真屋 」 さん。たぶん魚眼レンズのようなものを使うんでしょうね、
スカイツリーを入れて、周りの風景と一緒に丸い写真に収まることができる仕掛け。
現場にパソコンとプリンターを持ち込んで、できた画像をその場でプリントアウトしています。面白そうでしたが
私たちは、あまり時間がなかったので、チラッ!と見ただけ。

川向こうの真正面の位置まで来ました。
東京タワーとの一番の違いは 「 脚の踏ん張り方 」 ですね。東京タワーは相撲の四股を踏むように、四方向に
大きく脚を拡げて立っています。それに引き換え、スカイツリーの方は、直立不動のような形で、スッ!と突っ
立っているようなもの。
ひとつの辺が約68メートルの三角形の上に立っているので、圧迫感がありません。逆に、本当に倒れたり
しないのかなぁー?と思うほど。

土台のように見えるビルの屋根を突き破って、空に向かって伸びた 「 竹 」 のようにも見えます。
現代の建築技術の粋を集めて作られた巨大な塔の周りは、見物客で一杯でした。