
<2011年1月8日>
スペインの旅から、まもなく1年が経過しようとしています。
チューリッヒ経由でバルセロナに入り、そこからスペイン国内をバスで移動。アンダルシア地方の中心都市、
セビージャまで来たところで 「 135話 」 目。このペースで行けば、まだ当分続きます。まぁ気長に行きます。
今回は、セビージャの街角。カテドラルへ向かう途上、細く狭い路地をあちこち歩き回っていたときに見つけた
様々なオモシロ物体を紹介します。
まずはマンホール。スペインにしては地味ですね。文字は解読できません。

たぶんポストだと思いますが、地味ですね。
これまでは、どこの町でも 「 鮮やかな黄色 」 がポストの色だったのに、なぜかセビージャはグレー。でもこれ
1832年から、ここに立っているんでしょうか?だとすれば、かれこれ180年・・・?

民家の壁、ドアの上だったと思います。
「 LA ALCAZABA 」 は、グラナダのアルハンブラ宮殿にあった「 アルカサバ ( 城塞 )」 と同じスペル。壁に
は甲冑と盾のようなマークがあります。謎の 「 要塞的民家 」。

こちらの家は 「 ROMERO 」 さんの所有でしょうか?
壁に浮き彫りにされているのは、キリストの姿です。

こんな雰囲気の家並みが、迷路のように続くセビージャの街。
柑橘類の木と、白壁と、幾重にも重なる屋根と、たまに垣間見えるパティオ ( 中庭 ) と、外壁やドアにさりげ
なく施された彫刻類と、見て歩くだけでも楽しめます。

これは 「 ALTAMIRA 」 と書いてあります。絵も・・・。
旧石器時代に描かれた壁画で知られる、あの 「 アルタミラ 」 です。これもデザイン化されて、民家の装飾に
なっていました。
歩けば歩くほど、何かしら新しい発見がある街セビージャでした。