<11月19日>
エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド[EC&SW] JAPAN TOUR 2011
1.Had to Cry Today ( Blind Faith )
2.Low Down ( J.J.Cale )
3.After Midnight ( J.J.Cale )
4.Presence of the Lord ( Blind Faith )
5.Glad ( Traffic )
6.Well All Right ( Buddy Holly )
7.Hoochie Coochie Man ( Muddy Waters )
8.While You See a Chance ( Steve Winwood )
9.Key to the Highway ( Big Bill Broonzy )
10.Pearly Queen ( Traffic )
11.Crossroads ( Robert Johnson )
12.Georgia on My Mind ( Hoagy Carmichael )
13.Drifti'n ( Johnny Moore's Three Blazers )
14.That's No Way to Get Along ( Robert Wilkins )
15.Wonderful Tonight ( Eric Clapton )
16.Con't Find My Way Home ( Blind Faith )
17.Gimme Some Lovin' ( The Spencer Davis Group )
18.Voodoo Chile ( Jimi Hendrix )
19.Cocaine ( J.J.Cale )
・・・・・ encore ・・・・・
20.Dear Mr.Fantasy ( Traffic )
以上が、この日11月19日 ( 土 ) 横浜アリーナにおける 「 エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド 」 の
セットリストです。
19曲目はイントロのギターが始まったときから、アリーナのほとんどの観客がスタンディングになりました。
ファンにはお馴染みの曲。歌詞の 「 コケイン!」 のところは、全員で大合唱。
それにしても、二人がそれぞれとったギター・ソロの部分は聞き応えがありました。曲のラストは、演奏がピタッ
と止まって、観客の声だけで・・・“ Cocaine!!”
大歓声の中を一旦ステージを降りた二人は、鳴りやまない手拍子に応えて再登場、アンコール ( 20曲目 )
は、トラフィックのナンバーで締めました。
約2時間のライヴ。徹底的にブルースに拘った、という組み立て。二人がリスペクトするミュージシャンの
ナンバーをMCもなしで、ひたすら愚直に弾き続けながら、随所に最高のギター・テクニックを披露してくれ
ました。もうひとつ印象的だったのは、アンコールにウィンウッドのソロを持って来てクラプトンはサブに徹した姿
に象徴されるように、半歩下がったような立ち位置でかつての盟友に華を持たせながら、しっかりと支えている
クラプトンの心意気みたいなものを感じました。
“ もう、いいトシなんだから、オレの好きな音楽を、オレの好きなスタイルでやらせて!” というクラプトンの
メッセージが聞こえてくるようでした。
そんなライブで私が買って来たグッズを、最後に紹介して、ライヴ・レポートは終わりにしたいと思います。

まずは 「 パンフ 」。二人の若かりし頃の写真が表紙を飾っています。

パンフを買った人には、もれなく付いて来た 「 マグカップ 」。

反対側は、こんなデザインです。

今回は 「 タオル 」 も試しに買ってみました。

そして定番の 「 Tシャツ 」。

背中は、こうなっています。今回は、一番地味なデザインを選んでみました。
1969年、ですから42年前です。この二人が中心になって作り上げたスーパーグループ、ブラインド・フェイス
は、たった半年で消滅しました。残されたアルバムは、デビュー・アルバムだけ。あのときから伝説になった
グループが、まさかこんな形で復活するときが来るとは夢にも思っていませんでした。
幻のブラインド・フェイスの二人が、並んでステージに立ち、アイコンタクトを取りながら、楽しそうに演奏する
姿を見ることができました。夢を叶えてくれた二人に、心から感謝して、ライヴ・レポートを終わります。
クラプトン、そして、ウィンウッドのご両人・・・ありがとうございました。 【FIN】