
<9月9日>
小布施の街は、不思議な空間を形作っています。
「 栗の木テラス 」 の脇にあった 「 やましち山野草屋 」 の看板をくぐって、奥へ進んで行くと、狭い通路の
両側にびっしり並べられた山野草の数々。さらに奥は庭になっていて、ここも 「 オープン・ガーデン 」 で開放
されています。
ふと横を見ると・・・、

「 甘精堂 泉石亭 庭園 」・・・?
甘精堂は、今しがた 「 モンブラン・ソフト 」 を食べたばかりの店のはず・・・。

くぐってみると、裏に書かれているのは 「 山野草屋 」。
お隣さん同士が繋がっているんですね。山野草屋と、板塀を隔てた隣りが甘精堂、行き来できるようになって
います。オープン・ガーデンを通って、そのまま隣りの家へ・・・珍しいですね、こういう造りをしているのは。
小布施の街づくりは、こんな工夫もされているので、歩いていても発見や驚きがあります。

甘精堂の庭に入りました。
こじんまりとしていますが、せせらぎと手入れの行き届いた植栽が見事です。

再び通りに出て来て、見つけたのは、こんなもの。
「 まんない姫と小布施栗 」

ただの看板ではありません。
襖のようになっていて、次々に後ろを開いて行くことができます。
「 街なか紙芝居 」 ですね。街歩きをしながら、昔話を楽しむことができる仕掛け。これも初めて見ました。