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<1月7日>
 
 ミハスの白い村を後にしたバスは、再びアンダルシア地方の平原を走ります。
 
 車窓から見える風景は、時折、ピョコン!と山 ( というよりは丘 ) が見えることがありますが、大部分はだだ
 
っ広い平原が延々と続きます。
 
 こんもりした木々が整然と並ぶのは、オリーブの木。見渡す限りのオリーブ畑の中をひたすら北西方面へ
 
向かって走りました。
 
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 途中、見えて来たのが、珍しくも 「 近代的 」 な風景。
 
 黒い方眼紙のようなパネルが、林立しています。
 
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 ソーラーパネルですね。
 
 かなりの大きさのパネルが、かなりの数並んでいました。地中海性気候のアンダルシア地方、夏は太陽の光
 
が燦々と降り注ぎます。太陽光発電には適した土地柄。
 
 オリーブ畑から、忽然と現れる先端技術のパネルの列。ただ、気のせいか、イマイチ並べ方が雑然としている
 
ような気がします。「 角が揃っていない・・・? 」 なんてことが気に掛かるのは、日本人の性かも知れません。
 
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 この日も、2時間走れば、休憩です。
 
 ドライブインに入って、運転手さんの小休止兼トイレタイム。毎日の移動で、2時間ごとにドライブインに入り
 
ますが、ここも日本と違って、「 このドライブイン限定の商品 」 などというものはありません。だいたい判で
 
押したように定番商品と定番メニューが並んでいるだけ・・・。
 
 そう考えると日本は凄いですね。高速を走ってSAに入ると、たいてい 「 そこならでは 」「 その土地ならでは 」
 
のオリジナル商品があります。商魂たくましいのか、作り過ぎなのか、限定品に弱い国民性なのか・・・。
 
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 トイレを済ませて、お店の中をひと回り。
 
 変わり映えしない商品を眺めて、あとは外へ出ました。
 
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 「 ABADES 」 という名前のドライブイン。
 
 周りには、冬のアンダルシア地方の風景が拡がります。この日の目的地セビージャまでは、あとひと息。