
<9月9日>
長野電鉄長野駅から乗り込んだのは、特急 「 スノーモンキー 」 ではなく、同じホームの反対側から発車した
こちらの普通列車でした。
長野~市役所前~権堂~善光寺下~本郷~桐原~信濃吉田~朝陽~附属中学校前~柳原~村山~日野
~須坂~北須坂。長野市の中心部を貫く線路は、善光寺下駅までは地下を走ります。その後は、のどかな田園
風景の中を、軒下や木々すれすれを走るので、車窓を見ているだけで景色の変化を楽しめる路線。
郊外に行くに従って、とにかく目立つのは栗の木の多さ。名産だけあって、見渡す限り一面の栗の木・・・なんて
ところもあります。

降りたのは 「 小布施駅 」 です。
「 北斎と栗の町 」。私以上に、妻が一度来てみたいと思っていた街に、ようやく来ることができました。

ホームの向こう側には、古い車両が展示してあります。
「 ながでん 電車の広場 」。実際に中に入れるようでした、しかも、どう見ても 「 タダ 」。

ホームの一番端のあたりに、句碑が立っていました。小林一茶です。
「 いがごてら 都へ出たり 丹波栗 」

のどかですね。ここで電車を降りた人も、私たち夫婦の他に数人程度。
改札口の駅舎へ行くのに、階段がありません。

線路を渡って、反対側へ。
ゆっくり、のんびり、小布施の街歩きは駅から始まりました。