
昨夜の晩酌は、秋田県大仙市、「 刈穂 」 の秋田清酒、「 自然醸造純米酒 蔵付酵母仕込み 」 でした。
だいぶ前に買って、チビチビ呑み続けていたものですが、ゆうべでカラになりました。

たまに顔を出す県南の酒屋で、店のオヤジが・・・“ これは出たばかりだけど、旨いよ!” と勧めてくれたもの。
「 刈穂 」 の酒は定評があり、どの酒類を呑んでも、まず間違いがないのに、さらにこだわり店主のお墨付きが
もらえたとあっては、買わない訳には行きません。
“ 開封しても常温で置いておけば、熟成してもっと旨くなる。ぬる燗でも常温でも冷やでも・・・。” とのこと。
私も、いろいろ試してみましたが、画像にある 「 一人お燗器 」=「 ぬくぬくポン太 」 で呑むのが最高でした。

精米歩合;62%、アルコール度数;16度。
伝統的な生酛仕込みで、刈穂蔵の蔵付酵母で醸した純米酒。最近では 「 蔵付酵母 」 で酒造りをする蔵は、
極めて少数派ですので、気長に自然に手間暇かけて酒造りをしている姿が目に浮かびます。
「 ぬくぬくポン太 」 に、お湯を満たし、冷めない状態をキープしながら一口ずつ口に運ぶと、香りが立ち昇り、
舌の上で何とも言えないまろやかな味わいが転がります。思わず、“ うまい!” “ 最高!” という声が出てしまう
ほど。至福の時を過ごしました。