<9月8日>
 
 佐久平駅での乗り継ぎは、待つこと20分余り。
 
 長野新幹線下り 「 あさま533号 」 長野行き、に乗り込みました。
 
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 6時過ぎ、長野駅に到着。佐久平からは20分ほど。
 
 本当に久しぶりの長野駅です。何十年ぶりに見る長野駅は、昔のお寺の様な姿のイメージは全くなく、明るく
 
開放的な駅舎に変貌していました。
 
 自由通路部分は数段とはいえ階段になっており、脇にエレベーターが付いてはいますが、重いトランクを
 
引っ張りながら歩く身にとっては、エスカレーターがないのが不便です。
 
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 長野オリンピックの名残りがありました。
 
 1998年、今から13年前、ジャンプの原田さんたちの活躍が今でも目に浮かびます。団体戦の金メダルの
 
瞬間は跳びあがって喜んだことを想い出しました。
 
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 駅近くのホテルにチェックインして、夕食を食べに外へ出ました。
 
 選んだ店は、ホテルのパンフにも載っていた 「 ごとく亭 」 という居酒屋。決め手は、最初のウェルカム・ドリ
 
ンクは何でも 「 1本 」 サービス、というフレーズ。「 1杯 」 ではなく 「 1本 」 です。
 
 店内は結構混んでいて、案内されたのは、カウンターの一番端。厨房と店全体が良く見渡せる位置でした。
 
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 お通しはまもなく、出て来ましたが、注文した酒も料理も、待てど暮らせど出て来ません。
 
 座ったときから、店の規模と客の数の割にスタッフが少ないのでは?と感じたことが、まさに的中。しかもフロア
 
を回っているのは、どう見ても新人バイトとおぼしき若い男性で、見るからに自信なさげな仕草です。
 
 待ち時間に輪をかけて、後ろの小上がりに陣取った生損保系と思われるサラリーマンの団体が、超ウルサイ!
 
周りを全く気にする様子もなく、大声でしゃべり、笑い、耳を塞ぎたくなるような有り様です。
 
 私ら夫婦とほぼ一緒に入店した男性2人組は、痺れを切らして何も食べずに、ほどなく店を出て行ってしまい
 
ました。
 
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 信州に来たら、腹ごしらえの定番 「 野沢菜茶漬け 」 が出て来たのは、一体何分待ってからだったでしょう。
 
 味は悪くないのに、これでは長野の評判が落ちます。
 
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 ものはついでと 「 野沢菜コロッケ 」 も頼んでみました。
 
 これも悪くない、美味しさ。
 
 職人の風貌で黙々と仕事をこなす主人らしき料理人と、あたふたと怒られながら走り回る新人フロア係、
 
それを見ながら殆ど手伝おうとしない女性スタッフ、気長に待ちながら店内の様子を見ていて、“ いい味出して
 
いるのに、勿体ないなぁー” という思いでした。