
<9月20日>
視察で訪れた新潟市。上古町商店街のSさんと、お昼をご一緒する約束をし、12時にSさんの経営する店で
待ち合わせ。待ち合わせ時間ギリギリまで、「 ふるまちモール 」 を歩き廻り、「 あぶさん 」 だ 「 會津八一 」 だ
と引っ掛かりながら歩いていると、ドカベンの英雄 「 岩鬼正美 」 の像に目が止まりました。何かが違う・・・。
前の日の夕方に見たときは・・・、

何かが違う・・・。
岩鬼のトレードマークですね。前の日はありませんでした。

再会した 「 岩鬼クン 」 の像には、しっかりとトレードマークの 「 葉っぱ 」 があります。やっぱりコレがなきゃ、
岩鬼らしさが半減します。
どうやら、目の前のセブンイレブンが 「 葉っぱ 」 を管理している様子。夜に何度も 「 失敬!」 されたんで
しょうね。夕方には取り外しておき、朝になれば元に戻す・・・ようにしているようです。

Sさんのお店へ着いたのは、ちょうど12時頃。約束通りです。
約1年前に、私の地元で開催されたパネルディスカッションの、パネリストとして登壇したSさん。話の内容に
感化された私は、その後 mail や年賀状のやり取りで繋がって来ました。久々の再会。
今回、とある地元の商店街から ( 上古町の ) 視察の相談を受けた私は、そんな関係でSさんを知っていた
ため仲介役となり、視察が実現したという次第。午後2時からの視察の前に、私はSさんに無理言って、お昼を
一緒にさせてもらいました。
上古町商店街の関係者の方も一緒に、3人で、ちょっと豪華な昼食。でも、お値段は高くなかったです。

嬉しかったのは、Sさんの気遣いです。
やおら懐から取り出したのは、一枚の小判。
幕末に私の地元の藩で実際に使われていた 「 二分判銀 ( 四匁六分 )」 を探し出して、わざわざ持って来て
くれました。私に古銭の価値は分かりませんが、Sさんの 「 おもてなしの心遣い 」 に感激です。

ゆっくり昼食を共にして、再会を喜び、積もる話に花が咲きました。
上古町商店街の取り組みや、新潟の歴史、全国の商店街の動向などなど、まともに会ったのは事実上初めて
なのに、まるでずっと昔から知り合いだったような空気が流れます。
直感で何となく分かりました・・・“ きっと、この人とは、フィーリングが合うんだ!” 私よりは何個か年上のSさん
ですが、「 まちづくり 」 だけでなく、トータルとして 「 波長の合う 」 方との再会でした。