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<9月8日>
 
 信州佐久平の宿場町 「 岩村田 」。
 
 岩村田本町商店街は、片側1車線の道路を、車がひっきりなしに通ります。これだけの交通量があれば、
 
道路を渡って反対側へ行くのは、横断歩道を通らないと難しいほど。
 
 この商店街の特徴は、「 長屋形式 」 になっていること。建物が隣り同士繋がっているものが多い。
 
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 真ん中の鮮やかな緑色の建物も、何棟かが繋がっているように見えます。その前後の 「 隣り 」 も、やはり
 
繋がっている。
 
 ヨーロッパの街並みは、多くがこの形です。色もデザインも全然違いますが、建物を造るときのコンセプトは、
 
ヨーロッパの考え方に近いのかも知れません。
 
 岩村田は中山道の宿場町として発達した街。江戸から数えて22番目、岩村田藩1万5千石の城下町。建物
 
が連なる形は、そんな旅籠の名残なのかも知れません。
 
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 「 高校生チャレンジショップ 」「 おいでなん処 」 と見て来て、3つめの空き店舗対策が 「 本町おかず市場 」。
 
 “ 日常の食料品を買いに来られる店が欲しい・・・” という地域住民のリクエストに応えたもの。
 
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 店内は、実にシンプル。見るからに、シロウトの方が店づくりをしている雰囲気でした。
 
 店奥がガラス張りの厨房。いささか殺風景な店の中には、手作りの惣菜が並べられています。
 
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 今週の食卓応援おかずは・・・
 
 「 茄子の揚げ物エスニック風味 262円 」「 夕顔と豚肉のスープ煮 315円 」「 手羽先スープカレー 315円 」
 
「 ロールキャベツ 262円 」 これも手作りの素朴なメニュー。
 
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 どの程度売れているのかは分かりません。採算が取れているのかどうかも不明。
 
 それでも、オバチャン達が一所懸命、立ち働いていました。空き店舗をそのまま放置せず、自分たちの手で
 
何かにチャレンジして行こうとする意気込みが伝わって来ます。