
<9月27日>
青森県八戸市、八戸市で開催された 「 農商工連携人材育成事業復興支援セミナー 」、私が会場入りした
12時過ぎ頃は、会場内はガラガラ。
わずかに、長崎県から参加した二人がいるだけでした。早々と来たよしみで、早速名刺交換、しばらくお互いの
地域の情報交換が始まりました。

来賓席は3名。
中小企業庁、青森県中小企業団体中央会、同八戸支所の代表の方々です。

13時、定刻通りにセミナーは始まりました。全国からの参加者は約100名。
一番最初は、もちろん、このたびの大震災で犠牲になった方々へ黙祷を捧げ、その後、主催者挨拶、来賓
紹介、全体講話と続きました。

午後2時頃、参加者全員が大型バス2台に分乗して、ホテルを後にしました。
津波被害を受けた企業を視察し、現場の話を直接聞くためです。

市内を通って、20分ほどで港が見えて来ました。
八戸港を訪れるのは2回目。見た目は、何事もなかったように、船が並んでいます。3月11日から半年余り、
平常時のように見えるまで、復興が進んでいました。
「 あの日 」、ここ八戸港も、巨大な津波に襲われ、大きな被害が出ています。

岸壁に押し寄せる津波。
船や岸壁、海岸線の建物を飲み込みながら、波は内陸部へと入って行きました。

最初の視察先は、八戸沿岸の鉄工団地にある 「 北日本鍍金 ( メッキ )」。
ここで、あの日の模様、その後の話を聞くことになりました。