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<9月8日>
 
 スズメバチのように見えました。亡骸ですが・・・。
 
 軽井沢万平ホテルの史料室前。客室へ通じる渡り廊下の窓から、綺麗な青々とした庭を眺めていたときに
 
見つけました。一流ホテルにしては、珍しいですね。ちょうど溝のところで見えにくかったのか、つい今しがた
 
絶命したばかりなのか・・・。玉にキズといったところでしょうか。
 
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 時刻は1時30分頃。
 
 個人客、少人数のグループ客、団体客と、とにかくひっきりなしに車が止まって、お客様が入って来ます。
 
 そして、その殆どが正面入口の前で、白壁のクラシックホテルを前に記念撮影。
 
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 そんな喧騒を避けて、ホテル正面から左手、カフェテラスの横へ行ってみると、ひっそりと隠れるようにある
 
のが 「 京料理 熊魚菴 」=「 たん熊北店 」 です。
 
 右側に胸像が見えます。
 
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 もちろん 「 佐藤万平 」 さんです。ただし 「 二代目 」。
 
 初代の佐藤万平氏は 「 亀屋旅館 」 を外国人向けに 「 亀屋ホテル 」 としてオープン。1894年が、創業年
 
になっています。跡を継いだのは、初代万平の娘婿だった 「 国三郎 」 さん。二代目万平を襲名し、しかも
 
ホテルの名前を 「 万平ホテル 」 に改称しました。
 
 おそらく、この二代目の功績が大きかったんでしょうね。胸像は、二代目です。
 
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 「 たん熊北店 」=「 熊魚菴 ( ゆうぎょあん )」 です。さすがに中には入られません。
 
 創業者;来栖熊三郎、彼が修行した 「 たん栄 」、そして中華料理最高の珍味;鯉唇熊掌、京都1200年の
 
歴史を背景にした和食の名店。ちっとや、そっとでは入ることはできませんね。いつかまた、カネと機会と気力と
 
体力と・・・運があったら。
 
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 コンベンションホールから大勢の若い人たちが出て来ました。結婚式ではなさそうでした、何かの記念の
 
パーティ?コンベンションホールの名前は 「 The Happy Valley 」=「 幸福の谷 」。これは、ホテル裏手の
 
別荘地が、そう呼ばれていることに由来するそうです。
 
 そして、前の坂道は 「 万平通り 」。
 
 右を見ても 「 万平 」、左を見ても 「 万平 」、あちらもこちらも 「 万平 」一色の 「 軽井沢万平ホテル 」でした。