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<9月19日>
 
 雨の新潟、上古町商店街を一通り見て、交差点のところまで来ました。
 
 後ろを振り返ると、上古町の夕暮れの風景。低めのアーケード、柔らかい光の照明、一方通行の車道。
 
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 正面、つまり交差点を渡った先には、高い全蓋アーケードの商店街が続いています。
 
 「 ふるまちモール5 」=「 古町商店街5番町 」 です。立派な設備が整った商店街で、ある意味全国あちこちに
 
あるような見慣れた形のモールです。
 
 「 古町1番町~4番町 」 までが一緒になったのが 「 上古町商店街 」。その延長線上に、延々と商店街が
 
続いていました。「 カミフル 」 から 「 フル 」 へと足を踏み入れます。
 
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 商店街モールと交差する道は 「 鍛冶小路 」。立派な道ですが、信濃川に直角に延びる道は全て 「 小路 」、
 
平行に延びる道は 「 通り 」 という名称ですから、道の大小は関係ありません。
 
 鍛冶屋がいたからではなく、屋号か姓から付いた小路名といわれています。歩道がまだ古い仕様。さきほど
 
まで歩いていた上古町も、かつてはこんなカラー舗装だったと思われます。
 
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 「 ふるまちモール5 」 へ入ると、まず目に飛び込んで来るのが、この雄姿。
 
 ご存知、水島新司のマンガシリーズのモニュメント。この商店街が 「水島新司 マンガストリート 」 でした。
 
 「 男!いわきぃ!」 = ドカベンに登場する 「 岩鬼正美 」。漫画 「 ドカベン 」 の実質の主人公ともいえる
 
キャラクター。
 
 “ あれっ!( トレードマークの ) 葉っぱがないなぁ・・・夜になればどっかに寄せるのかな?”
 
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 次は、これも懐かしい 「 殿間一人 」。
 
 “ 2番ーーーん!セカンド 殿間!” 不動の二番打者。何をしでかすか分からない、ユニークな二番打者。
 
 おそらく、水島新司のアイディアの象徴がこのキャラクターだったと思います。
 
 “ 好きだったなぁー・・・!”
 
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 “ おぉ、この、お方は・・・「 岩田鉄五郎 」 だぁ! ”
 
 『 野球狂の詩 』 という、これも懐かしい作品で、強烈なオーラを放つキャラクター。よれよれなのに、何故か
 
大活躍。ボロボロなのに、何故か憎めない。不思議なキャラクターでした。
 
 もしかすると、このキャラが水島新司さん、そのものを描いているのかも知れません。