
<9月27日>
八戸駅から中心部行きのバスに乗り、三日町に来ました。
今回、八戸を訪れることになって、どうしても見てみたい施設がありました。「 八戸市ポータルミュージアム 」
略して 「 HPM 」、愛称は 「 はっち 」。今年2月にオープンしたばかりの施設です。
交差点角にある 「 さくら野百貨店 」の隣り、前面ガラス張りで、壁面に植物が見えます。
昨年3月末に、八戸市中心商店街の視察に来たときは、まだ建設中だった建物。1年半前は・・・。

こんな風でした。
工事現場に掲げられた看板とパース。「 八戸市中心市街地地域観光交流施設 」 というオカタイ名称だった
建物が完成して、いまは 「 はっち 」。

入口を入ると、円柱の柱にズラリ!と並ぶのは、八戸の郷土玩具 「 八幡駒 ( やわたこま )」。
インパクトはありますね。ただ・・・エントランスに置いたのはどうでしょう?開放感がなくなって、正直少々
圧迫感を覚えます。

少々圧迫感のあるエントランスの右側は、逆に広々とした開放空間 「 はっちひろば 」 になっています。

燦々と陽光が降り注ぐアトリウム空間 「 はっちひろば 」。
この日は、何もないガラン!とした空間で、椅子とテーブルが置かれているだけ。
私の頭の中では、八戸の夏祭り 「 三社大祭 」 の日本一の山車が常設展示されていると思って来たので、
ただの大空間に少々肩すかしでした。たぶん、このスペースが、「 山車も飾ることができる 」 ように造られて
いるんだと思われます。

吹き抜けは3階部分まである巨大なもの。
何もないと、却って淋しい感じになります。椅子に座ってしゃべる数人の人の声が、アトリウムにこだまして、
「 空いている 」 感を一層強調しているように感じました。
この空間は、ちょっと勿体ない。もう少し活用の仕方がありそうな気がします。