
<9月8日>
12時ちょうど、軽井沢万平ホテルのメインダイニングルームの扉が開きました。
ランチタイムの開始です。黒服のボーイさんが、うやうやしく、スマートに案内を始めます。
ロビーで待っている人は結構いたのですが、前にも紹介したとおり、誰も並びません。結果、タイミング良くドア
の前に来た私たち夫婦が一番乗り。
築75年の歴史と伝統を感じさせる高い格子天井とステンドグラス。照明が抑え気味で、格調高い雰囲気です。

案内されたのは、窓際の特等席。
先頭を切って店内を進んでいく一番乗りは、何となく気分がいいものです。

革表紙のメニュー。
私は 「 おすすめランチ 」、妻は 「 パスタランチ 」 にしました。

テーブルに座って料理を待ちます。
お客様は続々と入ってきて、みるみるうちに席が埋まって行きます。やはり、年配の人が多い。
この部屋の天井の一部がガラス張りになっていて、簾のようなものが見えます。デッキのように外に張り出して
いるようでした。もしかすると、本館の建物からデッキになっていて、天気がいいときはオープン型にもできる
のかも知れません。

目線は、こんな位置になります。
室内の照明が抑えられている分、外の陽光に映える深緑が鮮やか。

庭の一番奥に、小さな小さな鳥居が見えていました。
4月に訪れた 「 日光金谷ホテル 」 と雰囲気が似ていますが、それもそのはず、設計者が同じ久米権九郎さん
という方だそうです。
時間がゆったりと流れて、とても落ち着く空間です。