
昨日、観に行って来ました。
舞台は、東京オリンピックを翌年に控えた1963年の横浜、そのとき主人公は高校2年生 ( 松崎海 ) と3年生
( 風間俊 ) ですから、それぞれ昭和21年と20年生まれという設定です。声は、長澤まさみ、岡田准さん。
「 コクリコ 」 はフランス語で 「 ひなげし 」 の意味だそうです。

時代の空気のようなものが、よく伝わって来ます。
当時の横浜って・・・あんなに田舎だったのかなぁー?当時の高校生って・・・あんなに過激だったかなぁー?
と思いながらも、“ そういえば、そうだったかも知れない ” という気もします。
東京オリンピックを翌年に控えて、街は建設ブームに沸いています。60年安保を経て、その余韻が高校生
たちにも残っており、70年安保へと繋がって行く予感。
桜木町駅、山下公園、横浜マリンタワー、ニューグランドホテル、氷川丸。港と山の手。バックに流れる横浜
の街並みが、丁寧に綺麗に描かれています。
映画のポイントのひとつになっているのは 「 信号旗 」。「 U・W 」 の旗の意味は 「 安全な航海を祈る!」。
谷山浩子さんの詞と、手嶌葵さんの歌声が効いていました。